キャラの第一印象は大事よね、ってお話。 さてモチーフが決まったので 次は各キャラクターがどういう役割を持ってるか、 どういう経緯で出来てきたキャラなのかのお話。 こっからキャラクターデザイン、レベルデザイン、 ステージデザイン、音のデザインなどなど ゲームの色んなデザインの話をごちゃまぜにしながら話しますよー。 ![]() ・トイレの花子さん(チューリップ) このキャラはプレーヤーが最初に出会う花子さんということで、 初めからいわゆる「トイレの花子さん」のデザインで行こうと決めていました。 人間の印象ってのは一番最初に見たものが どうしても強くって 後の方になってもかなり大きな割合で残ってたりするので プレーヤーが最初に会う「花子さん」が想像したイメージと あまりにもかけ離れ過ぎてるとダメだと思ったんですね。 突然 全身金色のタイツで両手に剣持ってるボスが出てきて 「これがこのゲームの花子さんです」って見せられても納得しないし このゲームがギャグなのかシリアスなのか分からなくなって プレーヤーが混乱してしまうのでダメ; だからチューリップは どう見ても「花子さん」って感じの 赤い吊りスカートのデザインにしました。 ![]() 初期のチューリップ(バケツなしVer) 頭のバケツは 生前トイレに篭ってる時に上から水をかけられた時のもので、 その後 びしょ濡れで泣いていた所をツバキが可哀想に思って あの世に連れてった、というストーリーの名残。 企画段階ではボス撃破後に各ボスの死ぬ直前の記憶が フラッシュバックして見えるっていうのがあって、 ボスの死に際の描写は結構 細かく設定されてましたが 残念ながら最後まで使わなかったので 今後このコーナーでお蔵出しして行くと思います; チューリップのステージはストーリー上でもゲーム上でも プレーヤーを混乱させないためのヘルパーとしての役割が大きくて、 色々とプレーヤーに余計なことを考えずにゲームを遊ばせる仕組みが入っています。 そもそもステージ1はチュートリアルが入ってるんですが、 例えば いまいちよく分からない主人公たちの関係を説明したり、 学校の構造を知らない主人公達が先を進むとき迷わないのは チューリップの協力を得ているから という理由付けだったり、 ステージ上でもまんま道筋や攻略を教えてくれますね。 他にもステージ1では なるべくプレーヤーを混乱させないように 同時に2つのことが出てこないように細かく設計してました。 ![]() チューリップのストーリー またいきなり主人公が嫌がる相手を斬り殺すとか印象悪いので 花子さんを斬り殺すのは実はステージ4まで誤魔化し誤魔化し回避してます。 ここの倒し方は結構 重要だと思っていて、最初はプレーヤーに 「花子さんは助けてあげるために斬るんだよ」という感じで説明しておいて、 後のほうになるにつれて徐々に「こういうのもあるよね」 「しょうがないよね」という感じにしています。 ![]() チューリップ戦 ボス戦の「扉を使って攻撃する」というシステムは イラストのchiさんからの発案で出てきました。 恥ずかしながら最初はボス戦全部 格闘ゲームみたいに 攻撃の種類だけ変えるだけで良いかなーとか酷いこと考えてたんですが、 chiさんとキャラクターデザインの話をしていた時に 「トイレのドアからランダムに出てきて攻撃したら面白いよね」と言われて そうだよ、アクションゲームってそういうものだよ! ―と目が覚めました。 他にも「リリはボールを打ってくるからそれを跳ね返して攻撃する」とか 「アザミは食器や鍋や食材を投げて攻撃してきて、金属の物は斬れない」とか いろんなアイディアが出てはいたんですが、時間なくて作れなかったのが残念です。 「いじめられてた」という設定は最初「チューリップ」っていう キラキラしすぎた名前が原因というコトにしてたんですが、 製作中にいつの間にか常にオドオドしてて主体性がなくて 何も言わないでも「あーこいつムカつくわー!」ってキャラになってたので 特別キャラ紹介でも触れませんでした; ちなみに苗字の「木林」は「きりん」のもじりでした。 な、なんだってー!? |
Maruchu |